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デジタルサイネージの屋外用と屋内用の違いを知って正しく選ぼう!

2023.12.05 | 利便性向上, 広告・集客, 案内・展示


デジタルサイネージの種類は、大きく分けると屋内用と屋外用の2つに分類されます。
それぞれ性能や特徴が異なりますので、デジタルサイネージを検討する際は屋内用と屋外用の違いをきちんと理解し、用途やニーズに適したものを選びましょう。
今回は屋内用デジタルサイネージと屋外用デジタルサイネージの違いについて分かりやすく解説します。

デジタルサイネージは大きく分けて屋内用と屋外用の2種類

デジタルサイネージは場所を問わずに設置できるところが大きな特徴です。
ただ、屋内と屋外では求められる要素が異なるため、それぞれ性能や搭載されている機能に違いがあります。
室内に設置する場合は屋内用、外に設置する場合は屋外用を選ぶのが一般的ですが、室内で利用する場合でも、設置場所によっては屋外用の方が適している場合もあります。

そのため、特に室内での利用を検討している場合は、本当に屋内用でよいのか、慎重に検討することが大切です。

屋内用デジタルサイネージの特徴

屋内用デジタルサイネージの特徴は大きく分けて2つあります。
 

屋外用に比べて低価格

屋内用デジタルサイネージは、後述する屋外用に比べると防水やUVカットなどの機能が搭載されていません。
同じサイズであれば屋外用のものより安価に設定されているケースが多いため、コストを抑えて導入できます。
 

輝度が比較的低い

屋内用デジタルサイネージは直射日光の影響を受けにくいため、ディスプレイの輝度が比較的低めに設定されています。
ライトなどで過度に照らさない限りは、1,000cd以下の輝度でも問題なく映像や画像を表示することが可能です。

屋外用デジタルサイネージの特徴


屋外用デジタルサイネージには以下のような特徴があります。
 

雨に強い

屋外用デジタルサイネージは、雨に降られる場合を想定し、防水機能が備わっています。
ディスプレイは電子機器なので、本来は水濡れ厳禁ですが、屋外用デジタルサイネージの場合、画面が強化ガラスで覆われているなど、水の侵入を防ぐ工夫が施されています。

また、STBと呼ばれる映像・画像の表示機器が画面に内蔵されているなど、水の影響を受けにくくなっているところが特徴です。
 

塵や埃が入りにくい

屋外は、屋内に比べて塵や埃、砂といった異物の影響を受けやすい傾向にあります。
デジタルサイネージは精密機器なので、これらの異物が内部に混入すると故障や不具合の原因となることがあります。

屋外用デジタルサイネージには塵や埃の侵入を防ぐ防塵機能が搭載されているため、砂や埃が飛びやすい場所にも設置可能です。
 

熱に強い

屋根のない屋外にデジタルサイネージを設置すると、直射日光によって内部の温度が上昇するおそれがあります。
精密機器は熱に弱いため、長時間直射日光にさらされると故障の原因になることがありますが、屋外用デジタルサイネージであれば対応できます。
なぜなら、屋外用デジタルサイネージは、内部にファンやクーラーなどが内蔵されているものが多く、直射日光にさらされても内部温度が上昇しにくい仕組みになっているからです。
 

輝度が高い

輝度とはディスプレイ画面の明るさのことで、cdという単位で表されます。
屋外では直射日光を受けるため、輝度が低いディスプレイだと視認性が低くなり、映像や画像が見えづらくなるおそれがあります。

屋外用デジタルサイネージでは、直射日光の影響を考慮して高輝度のディスプレイが採用されており、太陽がまぶしい屋外でも映像が見やすくなっている点も特徴の一つです。
なお、屋外用では1,200cd以上の輝度が推奨されています。

屋内使用でも、屋外用が適している場合がある

屋内で使用する場合でも、以下のようなケースでは屋外用デジタルサイネージを利用するのがおすすめです。
 
・窓際やショーウィンドウに設置する場合
・高温になりやすい場所に設置する場合
 
窓際やショーウィンドウにデジタルサイネージを設置すると、屋内であっても日光の影響で内部温度が上がりやすくなります。
また、画面が屋外を向いている場合、光の反射によって画面が見にくくなる可能性があります。

以上の点から、窓際やショーウィンドウにデジタルサイネージを設置する場合は、たとえ室内でも屋外用のものを導入した方がよいでしょう。
また、直射日光の影響を受けない場所でも、高温になりやすい場所(エアコンや暖房機器の近くなど)に設置する場合は、熱に強い屋外用デジタルサイネージの利用がおすすめです。

屋内用と屋外用の違いを理解し、設置場所に適したデジタルサイネージを選ぼう

デジタルサイネージには屋内用と屋外用の2種類があり、防水・防塵機能の有無や耐熱性、画面の輝度などに違いがあります。
屋外に設置する場合は、雨や埃、塵、熱などに強い屋外用デジタルサイネージを選ぶ必要があります。

屋外用デジタルサイネージのディスプレイは高輝度で、直射日光の当たる場所でも映像や画像の視認性が高くなります。
屋内使用でも、ショーウィンドウや窓際、高温になる場所では、耐候性の長けた屋外用デジタルサイネージを利用した方がよいでしょう。

SAMSUNGの屋外用デジタルサイネージは、高輝度かつ外部の照明環境に応じて明るさを自動調整できる便利な機能が備わっています。
過酷な環境下でも耐えられる強固さと、防水・防塵機能により、場所を選ばず設置することが可能です。

また、用途に合わせたスタンドなども用意できます。屋外用デジタルサイネージの利用を検討されている方は、お気軽にご相談ください。

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