Samsung Smart Signage│サムスン スマート サイネージ

デジタルサイネージ先進国!韓国での活用事例を詳しく紹介

2024.03.20 | マーケティング, 広告・集客, 案内・展示


デジタルサイネージは世界の国と地域で広く導入されていますが、中でもデジタルサイネージ先進国として注目されているのが韓国です。韓国では産業を問わず積極的にデジタルサイネージを導入しており、日本ではなかなかお目にかかれない画期的な映像表現も普及しています。

 

そこで今回は韓国のデジタルサイネージ事情や、韓国におけるデジタルサイネージの活用事例を紹介します。

韓国はデジタルサイネージ先進国

デジタルサイネージはさまざまな国と地域で導入されていますが、中でも韓国がデジタルサイネージ先進国と認識されている背景には2つの理由があります。
 

韓国はデジタルサイネージ導入に積極的

新しい技術の開発や導入の進捗状況は国や地域によって大きな差があります。
韓国は世界の国・地域の中でも新しいものへの抵抗感が比較的少ない傾向にあり、例えばスマートフォンに関しても若年層だけに留まらず、シニア層にも広く普及されています。
 
こうした韓国ならではの土壌は当然デジタルサイネージ導入にも拍車を掛け、ポスターや看板といった従来のアナログなマーケティング手法から、デジタルサイネージへの移行もスムーズに行われたという背景があります。
 
当然、デジタルサイネージの技術に関する新たな取り組みなども積極的に行われており、その結果、国内企業だけでなく、海外の企業が新たな技術を試験的に導入し、反応を確かめる場としても選ばれています。
 
なお、デジタルサイネージ機器の製造・販売を行っているSamsungが誕生したのも韓国です。今日のSamsungのデジタルサイネージには、先進国である韓国発の画期的な技術やアイデアが盛り込まれています。
 

韓国は映像表現も進んでいる

デジタルサイネージによる映像表現は自由度が高く、アイデア次第でこれまでにない斬新な表現を行うことも可能となっています。例えば複数のディスプレイを並べて一つの巨大なスクリーンに見立て、実物大の映像を実現したりできるのもデジタルサイネージならではの特徴です。韓国はこうした映像表現も進んでおり、現地では他国では見られない画期的な表現を目の当たりにすることもあります。
 
例えばソウル特別市東部にある東大門の一画には、ウエーブスクリーンと呼ばれる最先端の街頭ビジョンが設置されています。ウェーブスクリーンとは、スクリーン自体が動いて立体的な映像を表現する新しい技術のことです。いくつかにブロック分けされたディスプレイが前後に動くことで、まるで一つの大きなスクリーンが波打っているような、立体感のある映像表現を実現しています。
 
韓国ではこのように、一歩進んだデジタルサイネージの映像表現が次々に生み出されており、デジタルサイネージ業界をリードする牽引者となっています。

韓国におけるデジタルサイネージの活用事例

デジタルサイネージ先進国!韓国での活用事例を詳しく紹介

韓国ではさまざまなシーンでデジタルサイネージが活用されています。
具体的な活用事例には以下のようなものがあります。
• 空港での活用
• タクシーでの活用
• バス停での活用
• 地下鉄での活用
• 店舗での活用
• 飲食店での活用
 
海外からのビジネス客や観光客の玄関口となる空港には、韓国のデジタル技術を象徴するような迫力のあるデジタルサイネージが導入されています。例えば韓国最大の空港として知られている仁川国際空港の出国ターミナルには、吹き抜けの天井まで届くかのような超大型のデジタルサイネージが設置されています。
 
一方、韓国のタクシーでは車体の上にデジタルサイネージを設置し、広告塔として活用しているケースも見られます。タクシーはあちこち移動するため、車外のデジタルサイネージにCMやプロモーション映像などを流せば、動く広告塔として活用することができます。
 
また、バス停や地下鉄などの公共交通機関にも大小様々なデジタルサイネージが導入されています。バスの行き先や到着時刻、車いす席の有無などを表示したり、電車の運行状況などをデジタルサイネージで配信するケースが多いようです。
 
アパレルショップなどの店舗や飲食店でもデジタルサイネージが広く普及しています。複数のディスプレイを重ねて迫力のある映像を流すことで集客したり、タッチパネル式のデジタルサイネージを設置し、端末からセルフオーダーできる環境を整えていたりするサービスもあります。

デジタルサイネージを使ったOMO施策

OMOとはOnline Merges with Offlineの頭文字を取った略称で、日本語ではオンラインとオフラインの融合を意味します。
 
OMOは、実店舗とECサイトなどのネットサービスとの垣根を越えたマーケティングを行うことで顧客体験の最大化を図り、商品やサービスの購入およびリピートを実現することを目的としています。
 
また、OMOでは顧客体験を高めるために、時と場所に適した施策を行う必要がありますが、コンテンツの内容や配信のタイミングなどを自在に設定できるデジタルサイネージはOMO施策と相性の良い媒体として、大きな注目を集めています。
 
特に韓国を含む諸外国ではキャッシュレス決済が広く普及しているため、インターネットと実店舗をまたぐOMO施策を導入しやすいという背景があります。
 
日本はキャッシュレス決済普及率が9割を超える韓国に比べるとまだまだ普及は遅れていますが、今後シェアが伸びていくことが予想されます。そのため、今のうちからデジタルサイネージを用いたOMO施策に取り組んでいれば、より多角的かつ効率的なマーケティングを実現できるでしょう。

韓国の事例を参考にデジタルサイネージを上手に活用しよう

デジタルサイネージ先進国である韓国では、日本ではあまり目にしないような技術や活用事例を多数見かけることができます。日本でもデジタルサイネージが広く普及し始めた今、より効果的なマーケティングを行うには、斬新かつ画期的な表現方法やアイデアを盛り込むことが大切です。韓国の技術や事例を参考に、デジタルサイネージをうまく活用してより効果的なマーケティング、PRを行ってみてはいかがでしょうか。
 
Samsungでは、新しい技術や表現方法を採り入れたデジタルサイネージを複数取り扱っています。設置場所や目的などに応じて豊富なラインナップを揃えているので、事業にデジタルサイネージを導入したいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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